2023.08.05 床材の色々 植田
こんにちは!
設計・インテリア担当の植田です。
今回は「床材の色々」ということで
床材についてご紹介していきたいと思います。
床材にもたくさん種類がありますよね。
フローリング、無垢の床、タイルなどなど…
どれも特徴があり素敵な床材なので、
何を重視して選ぼうか…
設計士目線で何をご提案しようか…
と思ったりするのですが、
今回は木質系の床材について触れていきます。
①無垢の床材
レクサスホーム福知山スタジオ・舞鶴スタジオの
どちらも無垢の床材を使用しています。
1枚1枚が本物の木の板なので、
本来の木の質感・模様のデザインを
愉しむことができます。
また、無垢の床材は吸湿性があるので、
湿気が高い夏場や湿気が低い冬場には
湿度を整えてくれる役割があります。
一方で、本物の板を使用しているので
フローリングと比べてコストが掛かります。
また、水分を吸収しやすいので
すぐに拭き取らないとシミになってしまったり、
割れやささくれを防ぐために
定期的にワックスがけなどのメンテナンスが
必要になったりとデメリットもあります。
②シートの床材(複合フローリング)
こちらは、合板などの板に木目やタイル調などの
“プリントされたものを貼った”ものです。
近年の印刷技術はとても優れたものが多く、
近くで見てもまるで本物のような木目や
タイル調のデザインの商品がたくさんあります。
床材の表面がシートになっているので
水分を吸収しないためお手入れもとても楽です。
そのためコスパがとても良い床材なのですが、
あくまで木目やタイル”風”になるので
よく見ると模様がパターン化されていたり、
やはり無垢の床材と比べると少しだけ
足元がひんやり感じやすかったりします。
③突板の床材(複合フローリング)
こちらの床材はというと
表面に薄くスライスした”無垢材を貼った”もの
になります。
現在、レクサスホームの標準仕様には
こちらの突板の床材を採用しているのですが、
※標準仕様は節無しのものを採用していますが、
画像は節有りのものになります。
突板の床材はまさに、
無垢の床材 + 複合フローリング
の良さを合わせたような床材です。
無垢の良さである
本来の木の質感やデザイン性と
複合フローリングの良さである
コストパフォーマンス性
どちらも兼ね備えているので、
オススメできる床材の1つとして選んでいます。
ただ、デメリットとしては
・水分をすぐに吸収しシミになりやすい
・無垢材に比べるとひんやりと感じやすい
といったそれぞれのデメリットもあるので、
どの床材が自分に合っているのか
コスト・メンテナンス・デザイン性
それぞれを見比べてみてはいかがでしょうか💭
~本日の実家ネコ~
そろり…(足の匂いを嗅ぐ)
そろりそろり…(足と頭の匂いを嗅ぐ)
くまなく順番に匂いチェックをする
年長ネコでした(笑)
この日はみんなお日様の良い匂いがしました。
(しっかり嗅ぐ)
最後までお読みいただき
ありがとうございました🎐