2022.11.06 吹抜け空間の事例と意図 坂口

こんにちは!

設計士の坂口です。

 

 

 

 

 

 

 

さて本日は人気のある吹抜け空間の事例をご紹介したいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その前に吹抜けは寒くなりそうなので採用を検討されている方へ、、

 

空気は暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降します。

これはご存知の方も多い方かと思います。

 

      https://zatugaku-gimonn.com/entry198.html  

      △こちらのサイトで詳しく記載されていましたので、ご興味ある方はご参考下さい。

 

確かにそれで足元のひんやり感を感じられる方は多いかと思いますが、実際の家の中の暖かさは変わりません。

というのが、暖かさはその家の断熱、気密性能でほとんど決まるからです。

 

足元を温めようとすると吹抜けでなくても床暖等が必要になりますが、コストがかなり掛かるので

ホットカーペットやラグ等でも個人的にも十分かと思います。

 

吹抜けでの空気の循環は必要になるので、シーリングファンやサーキュレーター等を設置されてみてはいかがでしょうか?

 

 

結論としては吹抜け=寒くなる家というの勘違いで、性能と空気循環方法、足元対策さえできていれば特に問題ありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建築事例のご紹介

 

①リビングの吹抜け

 

 

リビング吹抜けの事例。

開放的な空間だとやはりこれ。

窓の位置と素材感ある仕上げで光のデザインもしてくれます。

 

 

 

 

 

 

②階段と吹抜け

 

 

 

鉄骨階段と吹抜けの事例。

壁が無いので空間が広く感じられ、下にカウンタースペースを設けてる事も可能。

 

 

 

 

ひな壇階段、アイアン手摺と吹抜けの事例。

階段下は収納として利用する事が可能。

オープンな手摺と併用する事で圧迫感なく吹抜けを感じれます。

 

 

 

 

鉄骨階段とひな壇階段とアイアン手摺、吹抜けの事例

用途に合わせて使い分けるとそれぞれのメリットが出ます。

さらに2階の廊下部分も合わせる事でより広がりのある空間になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

③広さではなく用途としての吹抜け

 

 

細長い吹抜けの事例。

空間の広さではなく、デザイン性と採光性を与えてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どの吹抜けもそれぞれに意味を持っています。

単に吹抜けといって違いはあります。

それを形にする事が設計士の役割だと思っております。

 

 

設計士とお客様との間でご要望を共有させて頂きます。

その時にその場面でのイメージ共有ができれば素敵な空間になるはずです。

 

 

レクサスホームの設計士全員がそれを常に意識して一邸一邸家造りのお手伝いをさせて頂いております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後の家造りのご参考に。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

福知山スタジオ 設計士 坂口