2023.08.27 窓のコト 坂口
こんにちは!
設計士の坂口です。
以前にもご紹介しておりました、窓の使い方について今回は実例をもとにご紹介したいと思います。
何度か触れていますが、家の計画の中でとても大事な部分になりますのでご参考にしていただければ幸いです。
今回は私が設計させて頂きました京丹後の販売型モデルハウスを参考にご紹介します。
まずはこちら
上下でつながる窓。
外観のカオになる部分、特徴的な窓で存在感を出してます。
室内からは外の樹形を眺める事ができ明るさだけでなく、安らぎも与えてくれます。
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室内から風景を眺める窓。
外を眺めながらくつろぐスペースとして活用します。
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ダイニングの絵を切り抜いたような四角の窓。
外には大きなデッキがあり、そこで遊ぶ子供やイスに寄りかかってくつろぐご主人を
キッチンやダイニングにいる奥さんがそっと見て和む。そんなイメージです。
次にこちら
キッチン背面収納の上部にある収納棚の一部みたいに見える窓。
これは室内の風通しをする為に設けました。
ただ単に窓を付けるのではなく、何かの一部にしてあげる事で一体感が出ます。
次にこちら
子供部屋の窓。
天井からつける事で天井ラインから外につながるように見せる事ができ、
解放感と空をできるだけ見せれるようにしてます。
どの窓も全てその場所での役割を持っています。
私は窓一つで暮らしが変わると思っています。
家には間取りや構造、断熱性等欠かせないものは沢山あります。
それもとても大事な事ですが、似てる間取りを見たり数値で表せたり比較できます。
しかし、窓は環境によって変わります。
全く同じ土地の同じ環境で家を二つ建てる事はありません。
これは設計する人がしっかりと考えて行うべきだと思ってます。
レクサスホームでは設計士それぞれおりますが、全員同じ思いの元設計を行っています。
もし仮に自分の家の窓大丈夫かなと思われる方いらっしゃいましたらいつでも聞いて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
坂口