2022.05.01 フローリング選び 坂口
こんにちは!
設計・インテリア担当の坂口です。
5月に入り過ごしやすい気候になってきましたね。
6月に入ると梅雨になり、すぐに夏が来ます。
気温の変化も頻繁に変わり、なんだかせわしくなりそうですね。
さて本日はフローリングについてご紹介したいと思います。
フローリングは大きく分けると2種類あり、単層フローリングと複合フローリングとに分かれます。
それぞれメリットデメリットがあり、各特長を知った上で採用して頂く事をおすすめしています。
単層フローリングとは1枚板という意味で無垢材を意味します。
メリットとしては、
本来の木の質感を楽しむ、素足で歩いても柔らかさがある、調湿作用がある等があります。
デメリットとしては、
膨張・伸縮するので隙間があく、キズが付きやすい、水に弱い等があります。
複合フローリングとは断面がいくつかの層に分かれているという意味で、多くは合板の上に仕上げ材を張ります。
張り方によって呼び名が変わったりします。
挽き板は表面に2mm~3mm程度の無垢の木を張ったもの。
※写真は朝日ウッドテックさんのホームページの物をお借りしています。
メリットは
見た目は無垢材そのもの、伸縮や反り等が少ない、木の質感を楽しめる等
デメリットは
キズが付きやすい、水に弱い等があります。
次に突板は表面に0.3mm程度にスライスした木を張ったもの。
メリットは
木の風合いを楽しめる、メンテナンスが容易等
デメリットは
無垢材に比べると木本来の味わいが少ない、経年変化が味わえない等
最後はシート張りです。木ではなく化粧シートを合板の上に張ったもの。
最近はリアルな物も多く、上記のものと見劣りしないものも多くあります。
メリットは
キズや汚れ、凹み等に強い、バリエーションが豊富、メンテナンスが容易、仕上がりが均一等
デメリットは
木そのものの味わいが少ない、経年劣化を楽しめない等
フローリング一つとっても色々あり、各特長を知った上で好みにあったものを選択して頂く事をおすすめしています。
少しでもご参考にして頂くと幸いです。
設計・インテリア担当 坂口