2022.06.15 地盤改良工事とは?・・・・ 渡邉
こんにちは。
舞鶴スタジオで詳細設計を担当している
渡邉です。。
今回のお話は「地盤改良工事」について
お話したいと思います。。
地盤改良とは地盤調査の結果、地盤が弱い場合に
建物を安全に支える為の補強工事です。。
地盤が弱い?とは実際の建物の重さに地面が耐えられるか!
地面が弱いと地盤沈下が起こり建物が傾いたりしてしまいます。。
上物の建物や基礎などは不都合があれば手直しが
出来ますが、建物が沈んでしまった地盤を直すのは
中々難しいです・・・
なので、地盤調査や地盤改良は本当に大切です。。
しっかり建物の重さに耐えられる地盤改良が必要なのです。。
地盤改良工事は大きく3つの工法が有ります。。
1. 表層改良工法
地盤の軟弱な部分が地表から2mまでの浅い
場合に用いられる工法です。。
表層部の軟弱地盤部分を掘削し、セメント系
固化材を土に混ぜて十分に締固めて強度を
高めます。。
2. 柱状改良工法
円形状に地盤を固めた改良杭によって建物を
支える工法です。。
軟弱地盤の深さが2~8mの場合に用いられ
地中に直径60㎝ほどの穴をあけながら
セメント系固化材と水・土を混ぜて撹拌し
円形状の固い改良杭を作って行きます。。
3. 鋼管杭工法
鋼管で地中から建物を支える工法です。。
地中30mまでの地盤補強が可能で
地中深くにある支持層に鋼管杭を打って建物
を支えます。。
今回採用した工法は「柱状改良工法」です。。
一般的に木造の建物に多く採用される工法で比較的リーズナブルです。。
改良杭を建物の下に大体25~30本程度作り建物を支えます。。
柱状改良のデメリットは原状復帰が難しいと
言う事です。。
鋼管杭と違って引き抜くことが出来ませんので
改良体撤去費がかなりかかります・・・・
基本的には改良体が残りますので、別の建物を建てる時には十分な検討が必要になります。。
やっぱり地盤って大切なんだね~~
気に入ってる土地が有っても地盤が弱いと
不安・・・だし・・・
先に地盤調査して、もし地盤が弱かったらどの
工法が良いのか
レクサスに相談に行こうかなぁ~~~~
ちゃんちゃん
舞鶴スタジオ
詳細設計担当・渡邉