column

坂口 陽太

暮らしのひとコマを考えて

こんにちは!
設計担当の坂口です。

本日は先日お引き渡しさせて頂いた物件で、図面上では分かりにくい設計士の思いを紹介します。

今回の物件は田園風景が広がる土地になっており、その風景を暮らしの中で場面ごとに感じてもらいたいと思い設計しました。

風景を取り入れる事で季節を感じる事、広くみせる事、気持ちにゆとりが持てる事などがあげられます。

それを場面ごとに切り取ってご紹介します。

まずはこちら、

 

出窓風に作った場所。

腰をかけてゆっくりと時間が過ぎていくのを愉しんでもらえるようにしています。

続いてこちら

 

小上がりのタタミスペースに作った地窓。

子供が遊ぶ場所、お昼寝する場所、くつろぐ場所、ふと外を見ると風景を感じれる、そんな使い方をしてもらいたい。

続いてこちら

 

2階の廊下から階段へ降りる時に通る動線に設けた窓。

日々の動線にあるここからの景色が、四季を教えてくれる役割をしています。

建てる場所によってできる事、できない事はありますが、その土地だからこそできる設計、暮らしの仕方、心地よい場所の作り方があると思っています。

せっかく建てるのであれば、コストの掛からない愉しみ方ができる家づくりも素敵だと思います。

そんな事を考えながら家づくりをしています。

~お施主様へ

お引渡しおめでとうございます!
こんな生活してくれたらいいなと思って設計しました。

どんな暮らしになるか楽しみにしてます。

今後ともよろしくお願いします!

良い暮らしができますように

 

設計士 坂口