column

馬場 恭輔

光と影

自然の光は東西南北の4方向からなります。

 

 

東の光は起床の際に浴びたくなる朝日。

西の光は海辺など無心と見たくなる景色や風景に欠かせない夕日。

日差しが強く少しでも遮りたい夏、室内に取り込むととても暖かい冬の南の光。

年中優しく入り込む北の光。

 

 

光が差し込む方角によってそれぞれ違ってきます。

 

 

カーテンを閉めなくても楽しめる風景

 

照明器具がその時間の主役に見える時

 

上から光が差し込み幻想的な空間

 

植栽が影を生み、カーテン越しに映る時

 

 

自然の光を活用し、アートのような印象を与えてくれる時もあります。

 

これは影となる部分があり、そして明るい部分が際立ち、余白があるからこそできる現象でもあります。

 

 

これから何十年と住むこの場所が四季の変化によって異なる光で時間の移ろいを感じながら

過ごしていただけるような空間つくりを心がけていきます。

 

 

 

馬場