column

古林 はるな

二人三脚

 

先日大阪のグラングリーン内にある「VS.」にて開催中の安藤忠雄展「青春」へ行ってきました。

 

 

 

 

安藤忠雄氏は「建築界のノーベル賞」であるプリツカー賞を受賞している世界的建築家です。

 

安藤氏が手掛けた建築を見る機会は過去に何度かありましたが、

展示を見に行くのは初めてだったのでわくわくしながら行ってきました。

 

展示内容は主に建築模型や図面、インスタレーション(空間演出)などで、展示数が非常に多く大満足でした。

 

 

 

今回の展示で面白いと思ったのは、展示会場の至る所にご本人直筆のサインやドローイング(スケッチ)が描かれているという点です。

模型を置く台にマジックで書かれていたり、展示物を囲う透明のケースに書かれていたり。

 

 

 

 

 

 

他のアーティストの方の展示では滅多にこのようなことは見られません。

このドローイングを見て、安藤氏も実際にこの場に足を運び、一丸となってこの展示を作り上げたのだなと感じました。

 

 

お家づくりの道のりは長いですが、

私も設計士として、お客様と一緒に二人三脚でお家づくりができればよいなと改めて思える一日でした。

 

 

kobayashi