2022.10.22 建築旅行 海

こんばんは!

舞鶴スタジオで設計士をしている大槻海です!

 

 

 

 

 

 

先日、愛媛と大阪の設計事務所のスタッフさんと香川県の直島まで一泊二日の建築旅行に行ってきました!ちなみに私はこの日が全員初めましてというアウェイな状況です。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

設計をする上で「実物を見る」という事は本当に大切で、SNSや本での情報では限界があります。なので時間が取れる時には建築旅行に行って旅先の建築物の良かったところを調べています。

 

 

 

 

 

 

「どこがどういう風に良いと思ったのか」を言語化して、使われている素材や寸法も採って設計に反映させています。わたしたちも日々の勉強は欠かせません。

 

 

 

 

 

 

直島までは一人だったので、到着して少し散策してから合流しました!

 

 

 

 

 

 

今回のメインとなる旅館はこちら!

ろ露(ろか)です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは旅館ロビー前のアプローチです。

50mはありました・・・。笑

天井は杉板、床は染粉で黒くしたモルタル仕上げです。

 

 

 

 

 

 

天井に映る植栽の影もいい感じですね。そもそも住宅じゃないので丸々同じ設計は出来ませんが、使っている素材や配色のバランス、寸法、細部のディティールは住宅に落とし込めます。

 

 

 

 

 

 

ここは食事スペース。

わたしたちも食事を済ませ、宿泊客の方が帰られてから採寸をさせていただきました。

みんなお酒を飲んでいたのでちゃんと採寸出来ているかは分かりません。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここもロビー前のアプローチです。京都の枯山水のような庭園ですね。後日知ったのですが、いつも庭づくりの参考にしている植木屋さんが設計施工をされていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは宿泊スペースのアプローチ。ロビーのアプローチとは壁で区切ってありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ宿泊部屋へ・・・!

 

 

 

 

 

 

玄関の壁も天井も塗壁で仕上げてあり、とても雰囲気が出ています。障子もいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

室内から庭園を見たらこんな感じ。明暗のバランスが和の雰囲気に合って綺麗です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エアコンはちゃんと隠してあります。エアコンを隠すのは生活感のない空間をつくる為には必須です。壁と同じ素材を使って隠しているのがポイントですね。わたしの自宅も隠しましたが、実際に生活してみて満足度が高いのでオススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋の反対側から見るとこんな感じです。天井に色々付いているのが気になりました。笑

「もっと違う場所に・・・」と思いましたが、何か理由があったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一通り撮影が終われば、こんな感じで寸法を書き込んでいきます。寸法は本当に大切で、自分がいいなと思うデザインを真似しても寸法が違うと全然別の何かになります。

 

 

 

 

 

 

家事動線等の間取りも同じです。「キッチン、ランドリースペース、WIC、脱衣室はぐるぐる回れるようにしたい」というご要望があったとしても、ただ繋げるだけでは意味がありません。使いやすい寸法じゃないとかえって住みにくくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はここで終わりです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

舞鶴スタジオ

設計士 大槻 海